寒さの厳しい日が続きますが、そんな中でも梅の花が咲き始めたりと、春の訪れを感じることが多くなってきた今日この頃。
しかし、そんな季節の変わり目には肌が敏感になりがち。いつも使っているスキンケアやコスメが肌に合わない…という方も多いのでは?
そこで今回は、コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・登録販売者等の資格を持つ私、miyukiが、肌が荒れているときでも使えるおすすめのコスメをご紹介します。
コスメ選びやケア方法のポイントも合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.摩擦はもっとも敵!おすすめのクレンジングと洗顔

バリア機能が弱まったデリケートな肌をこすってしまうと、さらに肌負担を与えてしまう可能性も。
毎日行うクレンジングや洗顔は、特に摩擦が起きやすい行為です。
クレンジングも洗顔も、肌を手でこすらないようにするのがコツ。クレンジング料・洗顔料がクッションの役割を果たせるように、テクスチャーや泡立ちが工夫されたものを選んでくださいね。
また、熱湯や冷水ではなくぬるま湯ですすぐのも大切なポイント。さらにお風呂では、シャワーを直接顔に当てるのも控えましょう。
おすすめのクレンジング
オイルタイプやリキッドタイプは、洗浄力が高いぶん乾燥しやすい傾向があります。またテクスチャーもさらりとしているため、摩擦が起きやすいという側面も。
肌荒れ時には、できればクリームやミルク、ジェルタイプなどのクレンジング料がおすすめです。肌と手の間でクッションの役割を果たす、厚みのあるものを選ぶとよいでしょう。十分な量(さくらんぼ1粒大ほど)使うのも忘れずに!
◆ドクターケイ ケイカクテルVクレンジングジェルクリーム
150g/3,500円

ドクターズコスメブランド、ドクターケイのクレンジングジェル。
クッション性のあるジェルクリームタイプで、肌への摩擦が起きにくい仕様になっています。一見硬めかと思いきや、ほどよいやわらかさ。肌の上をなめらかに伸びて、汚れをしっかりと吸着します。
ドクターケイらしく、ビタミン成分がたっぷり配合されているのもポイント!うるおいケアも同時にできちゃいます。

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おすすめの洗顔
洗顔だけに限ったことではありませんが、肌荒れしたときは成分がシンプルなアイテムを選ぶのも一手。かつ、泡立ちがよく洗顔後につっぱらないものを選びましょう!
◆ノブ ソープD
100g/1,000円

ノブ(NOV)は、常盤薬品の敏感肌向けブランド。その中にも複数のラインがありますが、「D」はもっともシンプルな乾燥肌ケアラインです。
植物性油脂成分の中でも、高精度の高級脂肪酸のみを使用。余計なものを入れずに作られた石けんは、泡切れも◎。不要なものだけを落とす、シンプルケアが叶います!
泡立ちはふわっとやわらか。顔だけでなく全身に使えるので、バスルームに一つ常備してみてはいかがでしょうか。

2.シンプルなスキンケアで肌をすこやかに
先ほどの洗顔の章でもお伝えしましたが、肌荒れしてしまったときはあれこれ重ね付けするのではなく、シンプルなケアに切り替えるのも手段の一つです。
いつものスキンケアが合わなかったり、重ねても荒れる・乾燥する・・・このような状態だったら、一度シンプルな成分のもので、かつシンプルなステップに切り替える価値はあり。

◆アベンヌウオーター
50g・150g・300g/700円・1,500円・2,200円(編集部調べ)

フランス・アベンヌ村の温泉水100%のミスト。
「ただの水でしょ?」と思う方も多いかもしれませんが、現地にはアベンヌ温泉水を使ったケアセンターがあるほど。アベンヌ温泉水には肌を鎮静させる働きがあると言われているんです。
逆を言えば「温泉水のみ」なので、肌に合わないということはほぼないはず。敏感肌の方でも使えるので、水分補給はアベンヌにおまかせ!

◆無印良品 ホホバオイル
50ml・100ml・200ml/809円・1,445円・2,264円

肌の油分が足りておらず、バリア機能が弱っている方におすすめしたいのがホホバオイル。中でも無印良品のものは、抜群のコストパフォーマンスで日常使いにもぴったり!
ホホバオイルには皮脂を構成するワックスエステルが含まれているため、いわば「疑似皮脂」を補うことができるんです。肌なじみがよく、サラッとしたテクスチャーでべたつかないのも使いやすいポイント。
うるおいをしっかりキープさせたいならスキンケアの最後、肌のごわつきが気になるならスキンケアのはじめにプラスするのがおすすめです。

◆明色美顔水(医薬部外品)
90mL/800円

肌荒れと言っても色々ありますが、その肌荒れが「ニキビ」ならこちらがおすすめ。ニキビができそうなとき、早めに使うことで実力を発揮します。
メインの成分は、角質柔軟効果のあるサリチル酸や、有効成分のホモスルファミン。コットンにしっかり含ませて、その箇所を重点的にやさしくパッティングしましょう。できそうなニキビを予防し、すこやかな肌をキープできますよ。

3.メイクは石けんで落ちるものや敏感肌向けのものを
クレンジングによる摩擦を減らすという意味で、メイクアイテムは石けんで落ちるものに切り替えるのもおすすめ。また、肌へのやさしさを考えて作られている敏感肌向けブランドから選ぶのもよいでしょう。
おすすめの化粧下地
◆ナチュラグラッセ メイクアップクリームN
30g/2,800円
全2色/SPF44 PA+++

下地・ファンデ・日焼け止め・保湿美容液・ブルーライトカットの5役をこなすオールインワンアイテムです。
サチャインチやゼニアオイなどをはじめとする、多彩な植物由来のうるおい成分を配合。まるで保湿クリームのような伸びの良さで、肌をしっとりと保湿します。
色ムラなどをさりげなくカバーしながら、湯上がりのようなツヤッツヤの肌に!ナチュラグラッセのその他のアイテムと同様、石けんでオフできます。

おすすめのファンデーション
◆津田コスメ UVカラーバーム
18g/5,600円
全2色/SPF50+ PA++++

発売前からSNSでも話題になっていた、津田コスメのカラーバーム。
厳密には「ファンデーション」ではなく、「色つきの日中用バーム」という位置づけ。そのため、単なる日焼け止めとしても化粧下地としても、コンシーラーとしても使えます。
「塗っているほうが肌にいい」をコンセプトに、肌へのやさしさをとことん考えた処方が魅力的。水を1滴も使わない製法で、独自のバリア膜で肌を保護してくれます。

おすすめのフェイスパウダー
◆dプログラム 薬用 エアリースキンケアヴェール(医薬部外品)
10g/3,200円

資生堂の敏感肌向けブランド・dプログラムのプレストパウダー。
肌荒れやニキビを防ぐ医薬部外品なので、肌をいたわりたいときにぴったり。その名の通りふわっとエアリーなつけ心地で、さらさらの肌に仕上げます。
肌荒れによる赤みをきれいにカバーできる色設計になっているのもポイント。気になる部分にフォーカスをかけたような、なめらかな肌に見せてくれます。

▶dプログラム 薬用 エアリースキンケアヴェールの詳細はこちら
4.まとめ
肌が荒れてしまったときにおすすめしたい、厳選アイテムをカテゴリごとにご紹介しました。
日常使いはもちろん、肌荒れ時のレスキューコスメとして常備しておくのもおすすめ。もちろん肌荒れする前の対策が重要なのは言うまでもありませんが、いざというときに役に立つアイテムばかりです。これからの季節に向けて、ぜひチェックしてみてくださいね!
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