外出ともなれば、必ずマスクをつける毎日…。さらに季節は夏を迎え、暑さと湿気で今までになかった肌の不調を感じている方も少なくないのでは?
そこで今回は、マスクを着用する夏におすすめしたいアイテムをピックアップ!
コスメコンシェルジュ・登録販売者などの資格を持つ私が選んだアイテムを、スキンケアとベースメイクに分けてご紹介します。昨年までとは環境が異なる夏を少しでも快適に過ごすために、ぜひチェックしてみてください。
1.【夏のマスク対策】スキンケアのポイント&おすすめアイテム
まず見ていくのはスキンケアから。夏のマスク対策としておすすめしたいスキンケアのポイントと、いちおしアイテムをご紹介します。
1に保湿、2に保湿!とにかくうるおいを与えて肌を保護
マスクをつけることで、とにかく気になってしまうのが摩擦。摩擦は肌にとってもっとも大敵ですが、マスクをつける以上避けられないのが現実です。
摩擦によって衰えたバリア機能(角質層のうるおい機能のようなもの)は、スキンケアで補いましょう。いつもより念入りに保湿することをおすすめします。
ただし、すでに擦れてデリケートになっている肌にはやさしく対処するのが大切。敏感肌用ブランドの中には、肌荒れしていても使えるように配慮されたもの、保湿に特化したものが多くなっています。今は特に問題がなくても、マスクによる肌荒れを防ぎたいならチェックしてみましょう。
おすすめのスキンケアブランド&アイテム
今回は、おすすめのブランドを2つピックアップ!その中から特にいちおしの2品をご紹介します。
◆アベンヌウオーター
50g・150g・30g/700円・1,500円・2,200円(税別)

肌を落ち着かせてくれるアベンヌ温泉水100%のミストは、1本持っておくととっても便利!
いつもの化粧水の前にシューッとひと吹き。とくに荒れが気になるときは、肌あたりの良いコットンマスクにたっぷり浸み込ませて集中ケアするのがおすすめです。

◆アベンヌ ミルキージェル
50g・100g/3,500円・5,800円(税別)

アベンヌ温泉水をベースに、植物由来の保湿成分を配合。化粧水と乳液をこれひとつでまかなえる「ワンステップジェル」です。
厚みのあるジェルで、摩擦を気にせず塗布できます。ジェルがうるおいを密閉してくれるから、ごわつく肌もぷるんとやわらかに。

◆アクネオ 薬用スキンケアパウダー
5g/2,800円(税別)

コーセーのニキビ研究を活かして、2020年5月に誕生したドクターフィル の新しいブランド・アクネオ。中でも特におすすめなのが、このスキンケアパウダーです。
肌荒れをケアするために保湿をすると、特に夜はべたつきが気になってしまうこともありますよね。こちらは素肌に使える薬用のパウダーなので、そんなときに大活躍!色がつかないタイプなので、もちろん日中のおしろいとしても使えます。

◆アクネオ 体験セット
約10日分/1,500円(税別)

アクネオはパウダー以外のスキンケアアイテムも優秀。おだやかな使用感に加えてすべて医薬部外品なので、ニキビや肌荒れの防止に役立ちます。
こちらの体験セットでは、クレンジングリキッド・洗顔クリーム・化粧水・モイスチャーライザーの4つを約10日お試し可能。モイスチャーライザーは、肌のタイプによって3種類から選べます。

2.【夏のマスク対策】メイクのポイント&おすすめアイテム
続いて、メイクアイテムを選ぶときのポイントとおすすめアイテムをご紹介します。
石けんで落ちるものを選ぶのもアリ
スキンケアの章でもお伝えした通り、何よりも控えたいのは摩擦です。
毎日のケアで特に摩擦が起きやすいステップといえばクレンジング。クレンジング料をそもそも使わずに済む、石けんで落ちるメイクアイテムを活用するのも一手です。
◆ナチュラグラッセ メイクアップクリームN
30g/2,800円(税別)
全2色/SPF44 PA+++

下地からファンデまで、さまざまな役割を兼ねたオールインワンアイテム。あれこれ重ねたくない肌荒れ時にもぴったりです。さらに石けんでオフできるという、まさにお助けコスメ!
まるで保湿クリームのようなしっとり感はクセになるはず。湯上がりのようなツヤツヤ肌に仕上がるので、血色が悪くなりがちなときにもおすすめです。

◆ETVOS(エトヴォス) ミネラルクラッシィシャドー
4,000円(税別)
全8色(2020年7月現在)

トレンドを押さえたカラーバリエーションで、石けんで落とせるメイクの概念を一新し続けるETVOSのメイクアイテム。肌へのやさしさを追求した7つのフリー処方なので、メイクをしたいけれど負担が気になる…というときにうってつけです。
絶妙な4色が組み合わさったアイシャドウパレットは、マスクをつける毎日の強い味方。精製度の高いミネラルを使っているから、くすまずにツヤやかな目元が続きます。

色移りが気になるならルーセントタイプのパウダーがおすすめ
ベースメイクを使うと、マスクへの色移りが気になる…そんな方は、ルーセント(透明)タイプのフェイスパウダーを試してみて。崩れにくいタイプのものを選ぶと一石二鳥です!
◆スノービューティー ホワイトニング フェイスパウダー 2020(医薬部外品)
25g/6,500円(税別)
2020年7月21日 数量限定発売

年に一度だけ限定発売されるスノービューティー。美白有効成分としてm-トラネキサム酸を配合した、朝も夜も使えるスキンケアパウダーです。
寝ている間も使えるということもあり、色のつかないルーセントタイプ。ですがひと塗りでほんのりトーンアップして、雪のように繊細な透明美肌を演出できます。マスクの下でも快適な肌が続く、さらっさらの仕上がりです♪

▶スノービューティー ホワイトニング フェイスパウダー 2020の詳細はこちら
◆NARS ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N
10g/5,000円(税別)

「リフ粉」の愛称でおなじみ、NARSのプレストパウダー。無色透明のルーセントタイプで、名前の通りのレフ板効果で肌悩みをカモフラージュ。自然なツヤと透明感のある仕上がり、そして崩れにくさに定評のある優秀アイテムです。
硬めのブラシで磨くように塗布するのがおすすめ。粉っぽさゼロで、マスクによる摩擦や蒸れなどにも負けないテカリ知らずの肌が続きます。

▶NARS ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト Nの詳細はこちら
3.不織布よりも布、ゆったりしたサイズのマスクを
最後に、マスク選びのワンポイントをご紹介。肌の快適さを重視するなら不織布よりも布、サイズはゆったりめのマスクを選ぶのがおすすめです。
不織布よりも布の方が優れているのは、肌あたりの柔らかさと通気性。擦れと蒸れの軽減が期待できます。素材は肌へのやさしさを意識するならコットンやシルク、涼しさを重視するならリネンや麻などをチェックしてみて。
サイズに関しては不織布タイプにも言えることですが、きつすぎるものは擦れ・蒸れが起きやすくなるのであまりおすすめしません。輪郭にしっかりフィットしつつ、マスクと肌との間に十分な空間があるかをチェックしてみてくださいね。
4.まとめ
ただでさえ暑いなかマスクをつけていると、気持ちだけでなく肌にも大きな負担がかかってしまいがち。簡単なポイントを押さえながらアイテムを選んで使うことが、快適に過ごすためのヒントです。
できる限りの工夫を取り入れて、少しでもストレスフリーな状態で「新しい日常」を過ごしたいですね。
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