小顔に見せるために欠かせないハイライトとシェーディング。なんだか難しそう…と敬遠していませんか?
そこで今回は、コスメコンシェルジュなどの資格を持つ私がハイライト&シェーディングの効果的な使い方・おすすめコスメなどをご紹介!コツをつかめば一気にメイクの仕上がりがワンランクアップするので、初心者の方もぜひチャレンジしてみてくださいね。
【基本】ハイライト&シェーディングの入れ方
ハイライト・シェーディングともに、まずは基本の使い方からマスターしていきましょう!
ハイライトは高さ・立体感を強調したいところに、シェーディングは影をプラスしたいところに入れます。いずれも元々の高さ・低さをベースに、それを強調するようなイメージです。

ハイライトのポイント
額:骨がやや高くなっている、眉間の上のあたりのみのせる
鼻筋:付け根を中心に、くぼんでいるところにのみのせる。鼻が高くなる位置からはのせない
目頭:影になりやすい目頭に、ピンポイントでオン
唇の山の上:山になっている部分のみ細く入れる
ほお骨の上:にこっと微笑んだときに高くなるほお骨のすぐ上、黒目の外側
鼻先・あご先:骨が出ている部分にサッとのせる
全か所共通で気をつけたいのは入れすぎないこと。
あまり広範囲に入れてしまうと、膨張して見えてしまい小顔とは程遠い印象になってしまいます。欲張りすぎないよう、立体的に見せたい部分・骨で盛り上がっている部分にのみピンポイントでのせることを意識しましょう!
シェーディングのポイント
生え際:生え際に影を足すとより自然に
フェイスライン:顔回り+頬骨の下の骨のない部分にいれる。チークを入れないところに影を入れるイメージ(入れ方にもよるのであくまでイメージ)
眉頭の下:鼻筋まで入れてしまうと不自然になりやすいので、まずは眉頭の下にのみスッと入れるのがおすすめ
こちらもハイライトと同様、入れすぎないことが重要。ハイライトとは逆で、もともと影になっている部分・骨のないくぼんだ部分に入れるのが基本です!
形状別の特徴や使い方のポイント
ハイライトもシェーディングも、パウダーやリキッド・スティックなどさまざまな形状のものが発売されています。
★パウダータイプは初心者におすすめ
まず一つは持っておきたいパウダータイプ。ぼかしや濃淡の調節がしやすいので、初心者にもおすすめです。
ブラシは部位によって使い分けましょう。ピンポイントでのせたい鼻筋・目頭・唇の山の上には、細め・コシのある硬めのブラシが◎。額・ほお骨の上・鼻先・あご先など、ふわっと入れたい部分にはやわらかめのブラシが適しています。
【おすすめのパウダーハイライト&シェーディング・ブラシ】
◆セザンヌ パールグロウハイライト
全3色/各600円(税別)

プチプラとは思えないツヤ感をもたらすセザンヌのハイライトには、細かなパールがぎっしり。しっとり柔らかめのブラシもおすすめのポイントです。
◆ケイト スリムクリエイトパウダーA
全2色/各1,300円(税別)編集部調べ

ハイライトとシェーディングがひとつになったアイテム。付属の平筆は、特にシェーディングの際に活躍します。マットなEX-01、パール入りのEX-02を展開中。
◆フーミー メイクブラシM 熊野筆
2,800円(税別)

ファンデやチークにも使えるマルチなブラシですが、細かい部分のハイライト&シェーディング用にも最適。ヤギの細光峰を使用したブラシはほどよいコシがあり、狙ったところへピンポイントで入れられます。
◆NARS ブロンザー/セッティングパウダーブラシ #14
5,600円(税別)

シェーディング・ハイライト・ブロンザーなど、骨格メイクに活躍する大きめのブラシ。適度に密度があるので、色をしっかり乗せることができます。広範囲に使うときはブラシを寝かせて。
▶NARS ブロンザー/セッティングパウダーブラシ #14の詳細はこちら
★ツヤ感重視・乾燥肌ならリキッド・クリームタイプ
リキッドやクリームタイプは、ツヤ感を出しやすいだけでなく保湿力の高さが魅力的。乾燥しやすい方、ツヤ肌が好みの方におすすめです。
指でとってそのままぼかすのはもちろん、細かなニュアンスを調整したいときにはパウダータイプと同じく細め・コシのある硬めのブラシが便利です。
【おすすめのリキッド・クリームハイライト&シェーディング】
◆ヴィセ アヴァン マルチグロウフィクサー
全1色/各1,200円(税別)編集部調べ

全顔に使えるリキッドタイプのアイテム。パールのツヤ感とはひと味違う、まるで濡れたような質感をプラスできます。リキッドなのにべたつきにくいのも高ポイント!
◆NARS ラグナリキッドブロンザー
全1色/5,000円(税別)

ブロンザーとして発売されていますが、シェーディングとしても使用OK。ツヤ感のあるリキッドなので、とっても軽くナチュラルに仕上がります。手の甲にプッシュして、指やブラシに取ってから使いましょう。
★よれにくさで選ぶならスティックタイプ
最近増えてきたスティックタイプ。硬めのテクスチャーが多く、よれにくさに期待が持てます。ただし「スティック」とひと口に言っても、中にはオイルインのやわらかくしっとりしたものも。形状だけでなく、テクスチャーの特徴にも注目しましょう。
リキッド・クリームタイプと同じように、スティックを直接肌にすべらせ、その指やブラシでぼかすと自然に仕上がります。
【おすすめのスティックハイライト&シェーディング】
◆ルナソル ラディアントスティック・コントゥアリングスティック
各3,000円(税別)

※画像はラディアントスティック
どちらもルナソルらしい気品あふれる仕上がり。ハイライトもシェーディングもやりすぎ感は一切なく、あくまでも元の骨格を引き立てるように美しい立体感を演出します。2つともオイルインなので、やわらかく伸ばしやすいのも特徴です。
顔タイプ別の入れ方
ベーシックな使い方がわかったところで、丸顔・面長・エラ張り/ベース型の顔型別コンプレックス解消テクをご紹介!
どのタイプでも共通するのは、簡単に言うと「理想のバランスに近づける」ということ。余計な部分には影を入れ、ふっくら見せたい部分には光を足しましょう。
丸顔さんはメリハリ命!
丸顔さんは顔回りにしっかりシェーディングを。ふっくらした頬も、骨格に沿ってシェーディングを入れればシュッとして見せることができます。ハイライトのポイントは目の下の三角ゾーン。顔の中心部に光を集めて、立体感を出して。
面長さんは「横」を意識して
顔の上下にシェーディングを入れ、理想のバランスに近づけます。頬骨の下に入れてしまうと縦を強調してしまうので控えましょう。ハイライトも「横」を意識して、ここでも縦に入れないように要注意。
エラ張りさん・ベース型さんは「縦」を強調
エラが張っている分、顔の横幅が強調されてしまうタイプ。さきほどの面長さんとは逆に、「縦」を意識してハイライトを入れましょう。シェーディングは張りが気になる部分を中心に入れるのが重要。サイドの生え際のみ入れればさらに縦のラインを強調できます。
実はこんな使い方も!裏技テク
ハイライトやシェーディングを使うのは朝だけと思っていませんか?実はこれら、メイク直しのときにも重宝するんです。
昼過ぎなど、ベースメイクの崩れとともにフェイスパウダーやファンデーションを直す方も多いでしょう。しかしそれだけでは、肌自体はきれいでもなんとなくのっぺりした印象に…。
ここでハイライト・シェーディングを重ねれば、立体感が生まれるのでさらにフレッシュな印象に。フェイスパウダーやファンデでのお直しは最低限にして厚塗りを防ぎ、そのぶんハイライト・シェーディングをしっかりめにつけ直すのもおすすめです。
一気に雰囲気を変えることができるので、ポーチにひとつずつ忍ばせておきましょう♪
まとめ
ハイライト・シェーディングについて、基本&顔型別の使い方、おすすめのアイテム、裏技的なテクニックまでご紹介してきました。
なんとなく難しそうな印象をお持ちの方も、きっと一度試せば手放せなくなるはず!ちょっとプラスするだけで雰囲気がガラッと変わるので、ぜひ臆せずトライしてみてくださいね。
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